高次脳機能障害/植平法律事務所(滋賀県草津市/甲賀市)

高次脳機能障害

「交通事故の被害に遭ってから、どうにも物忘れがひどく、日常生活に支障をきたしている。示談をすすめているが、止めるべきだろうか。」
「夫が交通事故の被害に遭い、どうにか示談も終わってほっとしていたが、夫の様子がどうもおかしい。再度検査をして示談を撤回するべきだろうか。」
このように、交通事故の被害に遭われた方が日常生活に戻る際に、以前までと異なる状態に陥ってしまう方がいます。

このページでは、交通事故に関係するいくつものテーマのなかから、高次脳機能障害についてスポットライトをあてて、くわしくご説明していきます。

■高次脳機能障害とは
高次脳機能障害という言葉は、ほとんどの人にとって耳慣れない言葉なのではないでしょうか。
高次脳機能障害とは、外傷や病気によって引き起こされる脳の高度な機能についての障害です。

高次脳機能障害の症状には、次のようなものがあります。

1.記憶障害
記憶障害とは、日常生活の些細な記憶ができないようになる症状です。
どこかに置いた物の場所が思い出せず探し回ったり、手帳にメモしておかなければ新しいことを覚えられなくなったりします。

2.注意障害
注意障害とは、意識を集中することができなくなる症状です。
同じ作業を続けることが難しくなります。

3.遂行機能障害
遂行機能障害とは、一人で何かを実行することができなくなる症状です。
自ら計画を立てることが難しくなり、人の指示が必要になります。

4.社会的行動障害
社会的行動障害とは、精神的な落ち着きが失われ、社会生活が困難になる症状です。
自己中心的になり癇癪を起すことが増えたり、暴力をふるうようになったりします。

こうした症状は、日常生活を送るなかで表れやすいものであり、怪我で入院していた場合には気づかれにくく、検査もされず見過ごされることがあります。
交通事故の示談も済んでいるケースもあり、多くの方が損害賠償を含めた今後の生活に不安を覚えます。

弁護士は、法律と交渉についてのプロフェッショナルです。
交通事故のトラブルに精通した弁護士であれば、高次脳機能障害についてのご相談にも最適なサポートを行うことができます。

植平法律事務所は、交通事故問題に加え、相続、離婚、刑事事件などのお悩みに確かな解決策をご提案いたします。
草津市、甲賀市、湖南市、大津市、栗東市を中心として、滋賀県、京都府、大阪府にお住まいのお客様のお悩みに広くお応えいたしております。
経験豊富な専門家である弁護士が、「自賠責保険の被害者請求を利用するべきかどうか。」などといった交通事故のお悩み解決に向けて丁寧にお話をお伺いし、分かりやすくご説明いたします。
交通事故でお悩みの方は、お気軽に当事務所までご相談ください。