人に何らかの怪我が発生した事故を、人身事故といいます。物損事故との違いは、加害者に刑事上の責任が科され、また、請求できる賠償額が増加することにあります。
そのため、怪我をしているにも関わらず物損事故として扱われた場合、被害者は治療費等を請求することができなくなるため、注意が必要です。
人身事故は、警察に事件として扱われ、実況見分や供述調書が作成されます。
仮に怪我をしている場合に物損事故として扱われた場合は、被害者は人身事故に切り替える必要があります。
切り替えには、まず病院で診断書を作成し、警察署へ提出します。この場合、警察には新たな捜査義務が発生し、現場検証などを再度行うこととなります。
被害者は、人身事故として扱われないと、大きな不利益となりますから、その判断は慎重に行う必要があります。
植平法律事務所は、滋賀県、京都府、大阪府を中心に、交通事故や相続の問題を主に扱っています。
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人身事故
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